3.1. 開発環境の作成

任天堂のソフトウェアとハードウェアに関する作業を行うための第一歩は開発環境の作成です。開発環境はソフトウェアの自己完結した組み合わせなので、複数のプロジェクトの作業を行う場合にも、単に他のプロジェクトを試してみたいという場合にも、複数の環境を設定できます。Nintendo Developer Interface(NDI)では、重要なソフトウェアが自動的にインストールされますが、必要に応じてそれ以外のソフトウェアをインストールすることもできます。 

開発環境を作成するには以下の手順に従います。

  1. NDI を起動して「開発環境の構築・管理」をクリックします。

  2. 「サーバーからインストール」をクリックします。

    システム上に既存の環境がある場合は、画面左側の環境リストの上にある「開発環境の追加」をクリックしてから「サーバーから作成」をクリックします。


  3. 「ディスクへインストール」をクリックします。

  4. NDI にログインしていない場合は、各ユーザーのアカウントでログインすることを求めるダイアログボックスが表示されます。先の手順に進む前に、「サーバー」ドロップダウンリストボックスで「Nintendo Developer Portal」を選択し、Nintendo Developer Portal へのアクセスに使用している ID を「Nintendo Developer ID」に入力します。

  5. 「接続」をクリックします。


ログインプロセスの完了後、以下の手順に従ってください。

  1. 開発の対象となるプラットフォーム、およびツールセットを選択します(これらは標準の SDK の代わりにインストールできるスタンドアロンのオプションであり、例えばドキュメントがあります)。追加のオプションとして「プロダクト」が表示されることもあります。詳細については、「ユーザーインターフェース」→「新規環境の定義」を参照してください。必要な選択を完了した後、「次へ」をクリックして次の手順に進みます。

  2. インストールするベースソフトウェアのバージョンを選択します。開発環境で使用する予定のソフトウェアバージョンと互換性があるバージョンを選択してください。任意に検索ボックスを使用してバージョンの検索を行います。「次へ」をクリックして次の手順に進みます。



  3. 場所を選択する画面で、システム上で環境のインストール先とするディレクトリを入力します。「次へ」をクリックして次の手順に進みます。



  4. 構成の画面では、ベースソフトウェアとともに、インストールする一連の追加ソフトウェアが含まれたバンドルを選択できます。すべての選択が完了したら、「次へ」をクリックします。



ソフトウェアを選択してから、以下の手順に従ってインストールを完了します。

  1. インストールするソフトウェアの要約が、ダウンロードされるファイルの合計サイズと共に表示されます。「インストール」をクリックすると、ダウンロードとインストールのプロセスが始まります。

  2. インストールが完了したら、「完了」をクリックします。


  3. NDI が「開発環境」のリストに戻り、新しい環境が表示されます。