4.2. 開発環境の配布可能コピーの作成(MegaZarf フォーマット)
NDI では、環境を直接インストールする代わりに、同様の方法で新しい環境の MegaZarf を作成できます。MegaZarf ファイルには、その環境を NDI の別のインスタンスにインストールするために必要なすべての情報が含まれています。特定の環境を作成してチーム内で配布する必要がある場合には、このフォーマットが便利です。必要に応じ、ダウンロードしたファイルを追加せずに MegaZarf を作成することもできます。この場合は、他のユーザーがインストールするときに、サーバーに接続してファイルをダウンロードする必要がありますが、MegaZarf のサイズは小さくなります。
カスタム MegaZarf を作成するには以下の手順に従います。
- NDI を起動して「開発環境の構築・管理」をクリックします。
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「サーバーからインストール」をクリックします。システム上に既存の環境がある場合は、画面左側の環境リストの上にある「新しい環境」をクリックしてから「サーバーからインストール」をクリックします。
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「アーカイブにインストール」をクリックします。

- 「場所の選択」画面で MegaZarf のファイル名とパスを入力します。MegaZarf の用途に関する説明を「説明」フィールドに入力します。他のユーザーがこの MegaZarf をインポートするときに、この説明が表示されます。MegaZarf がインポートされるときの、環境のインストール先の名前と場所を入力します。必要な情報を入力した後、「次へ」をクリックして次の手順に進みます。

- NDI にログインしていない場合は、各ユーザーのアカウントでログインすることを求めるダイアログボックスが表示されます。Nintendo Developer Portal の ID を使用してこの手順を完了し、次の手順に進みます。
- ログインプロセスを完了した後、開発の対象となるプラットフォームおよびツールセットを選択します(これらは標準の SDK の代わりにインストールできるスタンドアロンのオプションであり、例えばドキュメントがあります)。追加のオプションとして「プロダクト」が表示されることもあります。必要な選択を完了した後、「次へ」をクリックして次の手順に進みます。
- インストールするベースソフトウェアのバージョンを選択します。環境で使用する予定のソフトウェアバージョンと互換性があるバージョンを選択してください。「次へ」をクリックして次の手順に進みます。
- 構成の画面では、ベースソフトウェアとともに、インストールする一連の追加ソフトウェアが含まれたバンドルを選択できます。「次へ」をクリックして次の手順に進みます。

- インストールするソフトウェアの要約と、最終的な環境の合計ファイルサイズが表示されます。
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「インストール」をクリックすると、ダウンロードと MegaZarf の作成プロセスが始まります。
- インストールが完了した後、「完了」をクリックして環境のリストに戻ります。