7.1. Env コマンド

Env コマンドは、現在のグローバルステートで指定されたデフォルトの環境と連携して機能します。それらのコマンドは、引数を追加で指定する必要がないので、スクリプトを作成するときに便利です。

Env CheckforUpdates

CheckforUpdates コマンドでは、グローバルステートで指定されたデフォルトのサーバーを使用して、グローバルステートで指定されたデフォルトの環境に、より新しいバージョンがリリースされているパッケージが存在しているかどうかを判断します。それらのパッケージと最新バージョンの一覧が表示されます。

使用方法

Env CheckforUpdates

ndicmd /i /gs Env CheckforUpdates

Env Delete

Delete コマンドは、グローバルステート環境で指定されたデフォルトの環境をシステムから完全に削除します(ただし、グローバルパッケージは除く)。

使用方法

Env Delete

ndicmd /i /gs Env Delete

Env Export

Export コマンドは、グローバルステートで指定されたデフォルトの環境から MegaZarf ファイルを作成します。作成先は、システムディレクトリ "C:\Users\<ユーザー名>" です。

使用方法

Env Export [名前]

ndicmd /i /gs Env Export
引数
  • 名前(任意) - 入力すると、MegaZarf ファイルでこの名前が使用されます。

Env InstallSelectedReleases

InstallSelectedReleases コマンドでは、先行の Query コマンドを使用して選択されたすべてのリリースバージョンが、グローバルステートで指定されたデフォルトの環境にインストールされます。

使用方法

Env InstallSelectedReleases

ndicmd /i /gs Env InstallSelectedReleases

Env RemoveSelectedReleases

RemoveSelectedReleases コマンドでは、先行の Query コマンドで選択された、アンインストール可能なすべてのリリースが、グローバルステートで指定されたデフォルトの環境でアンインストールされます。

使用方法

Env RemoveSelectedReleases

ndicmd /i /gs Env RemoveSelectedReleases

Env RollbackSelectedReleases

RollbackSelectedReleases コマンドでは、先行の Query コマンドで選択された、すべてのリリースに対するロールバック操作が、グローバルステートで指定されたデフォルトの環境で実行されます。

使用方法

Env RollbackSelectedReleases

ndicmd /i /gs Env RollbackSelectedReleases

Env Update

Update コマンドでは、グローバルステートで指定されたサーバーのパッケージを使用して、デフォルトの環境のパッケージが更新されます。より新しいバージョンのないリリースは変更されません。

使用方法

Env Update

ndicmd /i /gs Env Update

Env UpdateSelectedReleases

UpdateSelectedReleases コマンドでは、先行の Query コマンドにより、グローバルステートで指定されたデフォルトの環境で既に選択されているすべてのリリースが、使用可能な最新バージョンに更新されます。より新しいバージョンのないリリースは変更されません。

使用方法

Env UpdateSelectedReleases

ndicmd /i /gs Env UpdateSelectedReleases