4.3. 選択したカスタムソフトウェアによる開発環境の作成
バンドルを使用する代わりに、ソフトウェアパッケージのカスタムな組み合わせで開発環境を作成できます。この手法は、特定のソフトウェアに関する知識を必要とする高度なオプションであり、環境で必要とされる最終的な構成に習熟していることが前提となります。また、あるパッケージの初期バージョンを必要とする場合は、高度なパッケージ選択機能によってパッケージの特定のバージョンを選択できます。Nintendo Dev Interface(NDI)では、引き続きパッケージの確認によって互換性が確保され、他の必要なソフトウェアが存在しない段階で特定のソフトウェアがインストールされないようにしています。
カスタムパッケージを使用して環境を作成するには、以下の手順に従います。
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NDI を起動して「開発環境の構築・管理」をクリックします。
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「サーバーからインストール」をクリックします。
システム上に既存の環境がある場合は、画面左側の環境リストの上にある「開発環境の追加」をクリックしてから「サーバーから作成」をクリックします。
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「ディスクへインストール」をクリックします。
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NDI にログインしていない場合は、各ユーザーのアカウントでログインすることを求めるダイアログボックスが表示されます。先の手順に進む前に、「サーバー」ドロップダウンリストボックスで「Nintendo Developer Portal」を選択し、Nintendo Developer Portal へのアクセスに使用している ID を「Nintendo Developer ID」に入力します。
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「接続」をクリックします。
ログインプロセスの完了後、以下の手順に従ってください。
- ログインプロセスを完了した後、開発の対象となるプラットフォームおよびツールセットを選択します(これらは標準の SDK の代わりにインストールできるスタンドアロンのオプションであり、例えばドキュメントがあります)。追加のオプションとして「プロダクト」が表示されることもあります。必要な選択を完了した後、「次へ」をクリックして次の手順に進みます。

- インストールするベースソフトウェアのバージョンを選択します。このとき、他のソフトウェアと互換性があるバージョンを選択してください。任意に検索ボックスを使用してバージョンの検索も行えます。「次へ」をクリックして次の手順に進みます。

- 場所を選択する画面で、システム上で環境のインストール先とするディレクトリを入力します。現在のソフトウェアを保持できて、今後の更新でさらに必要になった場合にも対応できるだけの空き容量があることを確認します。「次へ」をクリックして次の手順に進みます。
- 構成の画面で「詳細パッケージ管理へ」を選択します。また、この時点でソフトウェアのバンドルを選択できます。どのバンドルを選択しても、それに含まれているパッケージがこの後の段階で自動的に選択され、インストールされます。後の手順で示すように、この方法で選択したパッケージは削除できます。
- 現在選択しているベースとバージョンに基づいて、使用可能なすべてのソフトウェアがパッケージ管理の画面に表示されます。インストールするソフトウェアを選択するには、リストでそのソフトウェアを特定し、ソフトウェアタイトルの右にあるドロップダウンリストボックスからバージョンを選択します。選択したソフトウェアを削除するには、リストから「含まない」オプションを選択します。
- バージョン表記の横に鍵のアイコン(
)が表示されているソフトウェアは、他のソフトウェアパッケージが機能するためにインストールされている必要のあるソフトウェアなので削除できません。ソフトウェアを選択すると、それに必要なすべてのソフトウェアが自動的に選択されます。 - 右側の「インストールパッケージ」には、現在選択されているすべてのパッケージのリストが表示されます。このリストを非表示にするには、パネル上部の青いアイコンをクリックします。

- 目的のソフトウェアをすべて選択したら、「次へ」をクリックして操作を継続します。
ソフトウェアを選択してから、以下の手順に従ってインストールを完了します。