この画面では、環境を作成するときにインストールされるソフトウェアパッケージを選択できます。パッケージを選択するには 2 つの方法があり、バンドルによってパッケージのセットを選択するか、「詳細パッケージ管理」を使用して特定のソフトウェアを選択します。
バンドルとは、特定の目的でグループ化されたソフトウェアパッケージの集合です。アーチストやテスターのように開発で特定の役割を持つ人の便宜を考慮してグループ化されている場合や、依存関係のある機能を持つソフトウェアがグループ化されている場合などがあります。複数のバンドルを同時に選択することができます。
画面の左側に「バンドル」リストが表示されます。バンドルをクリックして選択または選択解除することで、そのバンドルに含まれているすべてのパッケージが、インストールの対象として選択されるか、選択解除されます。画面の右側の「インストール概要」には、現在選択されていてインストールされるパッケージが、インストールされる各パッケージのサイズと合計ダウンロードサイズと共に表示されます。
選択した各バンドルの右にある「詳細」アイコンをクリックすると、そのバンドルの「バンドル内容」が開き、そのバンドルに含まれているすべてのソフトウェアパッケージとバージョンが表示されます。
「すべて選択」チェックボックスで、リストにあるすべてのバンドルを選択または選択解除できます。
複数のバンドルを選択した場合、含まれるすべてのソフトウェアの互換性を確保するために、バンドルの内容が変わることがあります。
「詳細なパッケージ管理」リンクを選択すると、パッケージの選択画面が開きます。
この画面では、利用可能なソフトウェアバージョンのリストから特定のバージョンを直接選択できます。この選択は、経験を積んだユーザーにお勧めします。バンドルの選択場面を終了すると、ここで選択したバンドルに属するすべてのパッケージが自動的にインストール対象として設定されます。
この画面は、以下の 3 つのセクションで構成されています。
メインパッケージリストにあるパッケージにタグが関連付けられている場合は、タグの一覧が表示されます。本リスト中のオプションを選択してパッケージリストにフィルタを適用することで、指定のタグを持つパッケージのみが表示されます。複数のタグを選択すると、選択したすべてのタグを持つパッケージのみが表示されます。選択したタグを除外するには、そのタグを再度クリックします。Occupation などの特定のカテゴリのヘッダをクリックすることで、そのカテゴリのタグをすべて表示または非表示にできます。
パッケージリストには、その環境に対して選択したベースおよびベースのバージョンに基づいて、インストールまたは修正が可能なパッケージがすべて表示されます。また、パッケージを選択するとき便利な機能がいくつか用意されています。
「インストール概要」には、インストール処理を続行するとインストールされるすべてのパッケージが表示されます。また、各パッケージに対して実行されるアクションを示すアイコンも表示されます。これらのアイコンについての詳細情報は、次の表を参照してください。
アイコン |
名前 |
説明 |
---|---|---|
|
インストール | 表示されているパッケージの表示されているバージョンがインストールされます。 |
|
必須 | 表示されたパッケージは、選択した他のパッケージで必要なので、必ずインストールしなければなりません。 |
「互換性オプション」 リンクボタンを押すと互換性のないパッケージ選択が可能になります。このモードでは、より自由に特定のパッケージを選択することが可能になります。このオプションを使用することにより、コンパイルできない、または何か他の形で機能しない開発環境ができてしまう可能性があることにご注意ください。選択すると、互換性のないパッケージ選択は現在の開発環境のみに適用され、その後他の開発環境の作成、変更を行う際に再度選択する必要があります。
ヘッダーまたは各インストールパッケージ内のクリップボードアイコンをクリックすると「インストール概要」がWindows クリップボードに関連情報を添付します。