この画面では、Nintendo Dev Interface(NDI)を使用してこれまでに作成した環境に関する情報を確認できます。また、新しい環境を作成したり既存の環境を編集したりすることもできます。
画面左上の「開発環境の追加」ボタンをクリックすると、新しい環境を作成するプロセスが開始されます。
画面左側の「環境リスト」には、現在システムにインストールされているすべての環境が表示されます。いずれかの環境を選択すると、その環境に関する情報が右側に表示されます。環境の主な詳細情報は以下のとおりです。
環境を作成した後、最初にインストールしたパッケージの新しいバージョンが入手可能になります。 そのようなバージョンが入手可能になると、環境名の近くに以下のアイコンが表示されます。
環境の更新の詳細は、以下の「更新」を参照してください。
ダッシュボードグループは、固有のパッケージとともにインストールされ、ハードウェアの更新、特定のプログラムの起動、追加パッケージのインストールなどの特定の機能を容易に使用できるようにします。
頻繁に使用する可能性のあるダッシュボード機能をお気に入りとして選択して「ようこそ」画面に追加することで、それらの機能を容易に使用できるようになります。ダッシュボード機能をお気に入りにするには、目的の機能の右にある星形のアイコンをクリックします。
追加したお気に入りは、「ようこそ」画面に新しいツールとして表示されます。お気に入りを削除するには、横にある星形のアイコンをクリックします。
このオプションを選択すると「環境の構成」画面が開きます。この画面では、開発環境にインストールされているパッケージを変更したり追加のパッケージをインストールしたりすることができます。詳細については次のセクションを参照してください。
この画面は、新しい開発環境をインストールするときにパッケージの管理と同様に機能しますが、パッケージの管理にはない機能がいくつかあります。この画面は、以下の 3 つのセクションで構成されています。
「タグリスト」と「インストールパッケージ」のセクションは、ウィンドウの左上と右上にある矢印ボタンをクリックすることで、開いたり閉じたりすることができます。
メインパッケージリストにあるパッケージにタグが関連付けられている場合は、タグの一覧が表示されます。本リスト中のオプションを選択してパッケージリストにフィルタを適用することで、指定のタグを持つパッケージのみが表示されます。複数のタグを選択すると、選択したすべてのタグを持つパッケージのみが表示されます。選択したタグを除外するには、そのタグを再度クリックします。Occupation などの特定のカテゴリのヘッダをクリックすることで、そのカテゴリのタグをすべて表示または非表示にできます。
パッケージリストには、その環境に対して選択したベースおよびベースのバージョンに基づいて、インストールまたは修正が可能なパッケージがすべて表示されます。また、パッケージを選択するとき便利な機能がいくつか用意されています。
フィルタの選択に基づいて、該当するパッケージの数がパッケージリストの末尾に表示されます。 各パッケージには以下のプロパティがあります。
「インストール概要」には、インストール処理を続行するとインストールされるすべてのパッケージが表示されます。また、各パッケージに対して実行されるアクションを示すアイコンも表示されます。これらのアイコンについての詳細情報は、次の表を参照してください。
アイコン
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名前
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説明
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インストール | 表示されているパッケージの表示されているバージョンがインストールされます。 |
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必須 | 表示されたパッケージは、選択した他のパッケージで必要なので、必ずインストールしなければなりません。 |
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再インストール | 表示されたパッケージの現在のバージョンが再インストールされます。 |
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ロールバック |
表示されたパッケージに対して、直近のインストールに戻す(「元に戻す」)操作が実行され、元の状態にロールバックされます。 |
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アンインストール | 表示されたパッケージは、システムからアンインストールされます。 |
この画面には、更新処理を続行するとインストールされるすべてのパッケージが表示されます。パッケージごとに、名前、インストールされるバージョン、およびサイズが表示されています。画面右下には、インストールに必要な領域の合計サイズが表示されます。
このオプションでは、新しい Windows Explorer のウインドウが開き、そこに環境のシステムがインストールされている場所が表示されます。
このオプションでは、選択した環境から MegaZarf ファイルを作成できます。エクスポートされる MegaZarf ファイルには、NDI の任意のインスタンスでこの環境を再作成するときに必要となるすべての情報が含まれます。
作成される MegaZarf ファイルのおおよそのサイズが画面上部に表示されます。ファイルを作成するうえで十分なサイズの領域があることを確認してください。
MegaZarf を作成するには次の情報を入力する必要があります。
このオプションでは、選択された環境のすべてのパッケージを、その環境で使用されている SDK に適用可能な最新バージョンのパッチ(例えば、バージョン 3.5.1 はバージョン 3.5.2 に更新されますが、バージョン 3.6.0 には更新されません)および他のすべてのソフトウェアに適用可能な最新バージョンに更新するよう試みられます。この手順では、インストールされているパッケージに適用できるすべての更新の一覧と、ダウンロードしてインストールするパッケージのファイルサイズの合計を表示したウィンドウが開きます。
環境に適用可能な更新がある場合は、表示されているすべてのソフトウェアパッケージがインストールされます。この方法で更新するときには、更新を個別に実行することはできません。「開発環境の編集」の機能を使用してパッケージを選択すれば、個々のパッケージを更新できます。
開発環境に対して更新プロセスを開始するには「更新」ボタンをクリックします。この更新には数分を要することがありますが、必要な更新のサイズと数によって時間が異なります。
このオプションでは、選択した開発環境のシステム上の場所または名前が変更されます。環境の移動または名前の変更を行うとき、名前と場所の組み合わせは一意である必要があります(例えば、"Project" という名前の 2 つの環境を "Environments" フォルダと "Projects" フォルダに配置できますが、一方の環境を、その環境の名前を変更せずに他方のフォルダに移動することはできません)。
「名前の変更/移動」画面には次のフィールドがあります。
このオプションでは、選択した環境がシステムから削除されます。指定した環境をアンインストールすることによってシステムに環境がまったく存在しなくなる場合は、残っているすべてのグローバルパッケージをシステムから削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
グローバルパッケージとは、1 回インストールしておくだけで、システム上のすべての環境で使用できるようになるソフトウェアパッケージです。
このオプションでは、選択した環境が NDI から削除されますが、システムからは削除されません。環境は、削除した後には「開発環境の構築・管理」画面に表示されず、いかなる目的でも NDI によって追跡されません。この方法で削除された開発環境は、「5.11. Link to Existing Environment(既存の開発環境へのリンク) 」機能を使用して、後で NDI にリストアできます。
このオプションでは、環境のベースでどのプラットフォームがサポートされているかによって、表示される内容が異なります。複数のプラットフォームをサポートしている環境では、プラットフォームごとに「デフォルトに設定」オプションが独立して表示されます。
特定の環境に対してこのオプションを選択すると、そこに示されているプラットフォームと相互作用するソフトウェアでは、この環境がデフォルトの環境になります。また、特定の環境に対してこのオプションを選択すると、その環境が、NDI コマンドラインインターフェースで使用するデフォルトの SDK パスになります。詳細については NDI コマンドラインのドキュメントを参照してください。
「NX デフォルトの解除」オプションを選択することで、このデフォルト設定を削除できます。デフォルト環境のメニューでは「デフォルトに設定」の位置に「NX デフォルトの解除」が表示されています。特定の 1 つのプラットフォームに対してデフォルトに設定できる環境は 1 つのみです。
このオプションでは、開発環境に関するすべての情報が、コピーアンドペースト操作で選択可能な形式で表示されます。これはアプリケーションの別の場所でも同様に表示できる情報ですが、簡単に利用できるように、この 1 つの場所にまとめて置かれています。
インストールに失敗した場合、開発環境は無効な状態になります。この場合、「管理」メニューが「修正」メニューになります。「管理」メニューのアクションは、問題が解決されるまで実行できません。NDI は、複数の方法でインストールエラーを解決できます。以下、詳細を説明します。
NDI を使用せずに環境を移動または削除すると、その環境は無効な状態になります。この場合、「管理」メニューが「修正」メニューになります。「管理」メニューのアクションは、問題が解決されるまで実行できません。NDI はこの問題を 2 つの方法で解決できます。