4.16. 失敗したインストールのリカバリ
インストール中にエラーが発生し、環境が正しくインストールされない場合があります。この場合、NDI のインストールのリカバリ機能によって、インストール情報が保存され、プロセスを再試行できます。環境のインストールに失敗すると、その環境は障害状態として表示されます。この状態は、環境リストにアイコンが追加され、「管理」メニューボタンが「解決」メニューボタンに変わることによって示されます。環境がこの状態になると、3 つのオプションが提供されます。操作を再試行できます。この場合、NDI は前のインストール時に失敗したまたはキャンセルされたパッケージのみをインストールしようとします。失敗したインストールを無視して、NDI で環境を通常通り使用できるようにできます。この場合、パッケージはインストールされません。最後に、ソフトウェアパッケージを削除せずに NDI から環境を完全に削除できます。稀なケースとして、NDI が環境を削除する必要が生じる場合があります。
失敗したインストールをリカバリするには以下の手順に従います。
- NDI を起動して「開発環境の構築・管理」をクリックします。
- 「開発環境の構築・管理」画面で、環境リストから該当の環境を検索して選択します。インストールに失敗した環境の右側にはアイコンが表示されています。
- 画面の右側にある「修正」メニューを開きます。

- リストから目的の結果を含むオプションを選択します。
- 失敗したインストールを再試行する:これを選択すると、NDI は前に失敗したインストールを再開しようとします。このオプションでは、インストールできなかったパッケージのみがインストールされます。
- 失敗したインストールを無視する:これを選択すると、NDI は正しくインストールできなかったパッケージを無視します。このオプションでは、追加のパッケージはインストールされません。
- リストから削除する:これを選択すると、NDI は NDI から環境を削除しますが、パッケージはアンインストールしません。環境に互換性がないという稀なケースでは、代わりにパッケージがアンインストールされる場合があります。