5.11. SetGS

SetGS コマンドは、現在のグローバルステートの 1 つまたは複数の変数を特定の値に設定します。引数には常に任意の対の番号が入力されます。対の最初の引数は設定されるプロパティの番号で、次の番号はプロパティに設定する値です。使用可能なプロパティの詳細は、「グローバルステート」を参照してください。このコマンドは、サーバーに接続せずに使用できます。

注意:
  • SetGS は現在実行しているプロセスのみに影響します。ステートを維持するには、NDICmd が目的のステートを復元し始めたときに SaveGS コマンドを使用し、次に LoadGS を使用します。
  • グローバルステートには入れ子になったオブジェクトが含まれているので、階層型の名前によるターゲットプロパティの命名に対応しています。例えば、「Login.Username」はグローバルステートファイル内の Login オブジェクトの「Username」プロパティを設定するために使用します。
使用方法

SetGS [プロパティ 1] [値 1] ...[プロパティ N] [値 N]

ndicmd /i /gs SetGS Login.Username Testuser
引数
  • プロパティ - 設定されるグローバルステートのプロパティの名前。以下の引数と対になります。
  • - グローバルステートのプロパティに割り当てられる値。上記のプロパティ引数と対になります。