5.17. Settings(設定)
「設定」ウィンドウでは Nintendo Dev Interface(NDI)アプリケーションを構成できます。以下で説明するとおり、このウィンドウは、機能に基づく 3 つのタブで構成されています。
「開発環境の構築・管理」タブ
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キャッシュの場所:本クライアントでダウンロードしたファイルの保存先ディレクトリです。
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現在のキャッシュサイズ:現在のキャッシュの場所にあるすべてのファイルの合計サイズを表示します。
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キャッシュサイズを制限:選択すると、NDI キャッシュに保持できる最大データ量が NDI により制御されます。このオプションの右にあるスライダーによってキャッシュの最大サイズが決まります。このオプションが有効になっていると、NDI を開始するたびに、キャッシュ内のすべてのファイルの合計サイズがここで選択した値を下回るまでファイルがキャッシュから削除されます。ファイルは古い順に削除されます。
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キャッシュファイルの保存:選択すると、NDI を終了しても、ダウンロードしたファイルがキャッシュに保持されるようになります。
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最新のマニフェストをキャッシュへコピー:現在のキャッシュの場所に現在のマニフェストファイルのコピーを作成します。NDI で特定のデバッグ作業を行う場合に使用されます。
「アプリケーション」タブ
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表示言語:NDI の表示言語を変更します。
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アプリ使用データを任天堂に送る:有効にすると、NDI のサポートと向上に役立つよう、使用状況のデータが任天堂に報告されます。「Nintendo Privacy Notice」のリンクが開き、詳しい情報が表示されます。
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ネットワークプロキシーサーバー認証を有効にする:選択すると、プロキシーサーバーでの認証が必要な場合に、以降の認証に必要な情報が NDI に保存されます。NDI を初めて実行した場合、本オプションは選択された状態になります。
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互換性のないパッケージを選択可能にする:選択すると、環境を作成するときや更新するときに、選択したパッケージとの適合性や互換性のないパッケージを選択できるようになります。インストール時に、特定の高リスクの状況では、互換性のないパッケージを選択することがあります。互換性がない選択によって、環境やデータが不安定になることがあります。
「コンポーネント」タブ
「コンポーネント」タブには、現在接続されているサーバー上で使用可能な NDI モジュールおよびすべてのインストール済みモジュールが一覧で表示されます。インストール済みのモジュールは、選択されている個々のモジュールに基づいて NDI に追加機能を提供します。これらのモジュールを選択、インストール、または再インストールするには、右側のドロップダウンリストボックスから適切なオプションを選択して「アップデートを実行する」をクリックします。本プロセスの完了後、通常はインストールを完了するのに NDI の再起動が必要になります。
参考:
「コンポーネント」タブには、「ようこそ」画面から「設定」メニューにアクセスした場合にのみアクセスできます。
必須のコンポーネント
コンポーネントの中には、NDI が正しく動作したりアプリケーションに追加の機能を提供したりできるようにするものがあります。これらの必須コンポーネントは、サーバーに接続すると自動的にダウンロードされ、インストールされたことが通知されます。必須コンポーネントは「コンポーネント」タブに表示されますが、アンインストールできません。